字幕エディター
v1.0 / 2026年9月15日公開
字幕ファイル(SRT / VTT / ASS)を開いて、本文と時刻を直し、保存するか動画に焼き込む Windows 用のソフトです。 Python などの準備は要らず、exe をダブルクリックするだけで使えます。
動画や音声を一緒に開くと、その字幕の区間だけを聞き直せます。 波形と、その時刻の 1 コマ(字幕を重ねた状態)を見ながら直せるので、 「いま何と言っているか」を確かめながら進められます。
Whisper 字幕作成ツールが作った字幕や、YouTube の自動生成字幕を、 人に見せられる形に仕上げるために作りました。
対応:Windows 10 / 11 | 配布ファイル 約 12 MB | インストール不要 | 無料
約 12 MB。初回起動時にだけ、音声と映像の処理に使う FFmpeg を自動で取得します(無くても字幕の編集と保存はできます)。
できること
- その字幕の区間だけ聞き直す ― 一覧で選んで Ctrl+Enter。波形と、その時刻の 1 コマも見えます。
- 時刻は 3 通りで直せる ― 入力欄、「◀今」(いまの再生位置を入れる)、波形の帯のドラッグ。
- 読みにくい字幕に印が付く ― 1 行が長い、1 秒あたりの文字数が多い、時間が重なっている、など。F3 で次の警告へ飛べます。
- YouTube の自動生成字幕を整理して読み込む ― 「前の行の再掲」と時刻タグを外して、ふつうの字幕の並びにします。
- ひととおりの編集 ― 分割・結合・挿入・削除・全体をずらす・検索と置換・自動で折り返す。元に戻すは 100 段。
- 動画に焼き込む ― Whisper 字幕作成ツールと同じ 4 種のスタイル。GPU を自動で判定します。
- 元のファイルを黙って書き換えない ― 最初に上書きするときだけ、「(編集前)」という控えを同じ場所に残します。
動画を再生しない、という作り
このツールは動画そのものは再生しません。音だけを再生して、絵は「その時刻の 1 コマ」を切り出して見せます。
字幕を直す作業に要るのは「いま何と言っているか」を聞くことなので、動画の同期再生はなくても困りません。 その代わり、動画の形式(MKV / VP9 / AV1 など)を選ばず、余計な部品も要りません。
開いた動画からは作業用の音声(24 kHz・モノラル)を切り出して鳴らします。 これは一時フォルダに置き、終了時に消します(2 時間の動画で約 340 MB)。
読めるもの・書けるもの
| 読み込み | SRT / WebVTT / ASS(本文と時刻だけ。スタイルは読み捨てます)/ Whisper 字幕作成ツールの JSON |
|---|---|
| 保存 | SRT / WebVTT / ASS(焼き込みと同じスタイルで書き出します) |
| 焼き込み | MP4(元が MKV なら MKV) |
| 文字コード | UTF-8 → UTF-16 → Shift_JIS の順に判定。保存は UTF-8 |
動作環境
| OS | Windows 10 / 11(64bit) |
|---|---|
| 事前の準備 | 不要(Python のインストールも要りません) |
| 空き容量 | 約 300 MB(初回に取得する FFmpeg を置くため) |
| ネット接続 | 初回のみ必要。FFmpeg が無くても、字幕の編集と保存はできます |
初回だけ取得される部品について
音声の再生・波形・コマの表示・焼き込みには FFmpeg という定評あるソフトを使います。 これは配布ファイルに同梱しておらず、初回起動時に公式の配布元から自動で取得します(約 73 MB、数分)。
同梱していないのは、FFmpeg が GPL というライセンスのため、同梱して配ると配布側にソースコードの提供義務が生じるからです。 利用者のパソコンが公式の配布元から直接取得する形なら、こちらは何も再配布しません。
置き場所は %LOCALAPPDATA%\johukku\bin です。
Whisper 字幕作成ツール・メディアダウンローダー・メディアコンバーターと共有しているので、
どれかで取得済みなら、ほかでは取得を省けます。
うまく動かないときは FAQ・困ったとき をご覧ください。
使用しているオープンソースソフトウェア
いずれも配布ファイルには含めておらず、利用者のパソコンが 公式のビルドから取得します。 本ツール自体は MIT License です(配布 ZIP にライセンス文を同梱)。
更新履歴
| バージョン | 日付 | 内容 |
|---|---|---|
| v1.0 | 2026-09-15 | 初回公開。SRT / VTT / ASS / JSON の読み込み、区間の聞き直し、波形とコマの表示、 読みにくい字幕の点検、自動生成字幕の整理、動画への焼き込みに対応。 |
過去のバージョンは GitHub の Releases から取得できます。ソースコードは github.com/johukku/subtitle-editor で公開しています。
ライセンスと注意
本ツールは無料で利用でき、商用・業務利用も可能です(MIT License)。 使用する FFmpeg(GPL v3)は同梱しておらず、利用者のパソコンが公式ビルドを直接取得します。